令和3年度 第2回科学的介護情報システム(LIFE)推進委員会 作業部会
10月29日(金) 10:30より、オンラインにて令和3年度 第2回科学的介護情報システム(LIFE)推進委員会 作業部会が開催されました。
モデル事業所であります社会福祉法人小田原福祉会 特別養護老人ホーム潤生園と、社会福祉法人秀峰会より特別養護老人ホームさくら苑、特別養護老人ホーム南永田桜樹の森、特別養護老人ホーム山桜の森の4施設の進捗報告をいただきました。
その他、参加の事業者委員およびベンダー委員よりそれぞれLIFEに対する課題発表を行いました。
次回の来年1月28日(金)の作業部会時には、今回の議事について本委員会委員からの助言・アドバイスを頂き、議論を深めて参ります。

令和3年度 第2回LIFE推進委員会 作業部会議事録(666.5KB)
令和3年度 LIFEモデル事業所進捗発表(1.2MB)
事業者委員事前アンケート集計(405.1KB)
ベンダー委員事前アンケート集計(887.4KB)
オブザーバーからのご感想、ご意見
オブザーバーには介護事業者、ロボットメーカー・ICTベンダー、シンクタンクやコンサルタント等の40名程度のご参加をいただきました。
委員会終了後のアンケートに回答いただいた一部を公開いたします。
なお、アンケートは委員の皆さまへも共有いたします。
〇LIFEの導入に関する介護事業者及びベンダー両面から生の声を聞くことができ、大変有意義でした。(介護ロボットメーカー)
〇介護現場および介護ベンダー様のお悩みをお聞きすることができ、大変有用でした。 フィードバックに関する現時点でのニーズとしては、「介護現場における具体的な行動変容(介入行為の種類や介入タイミングの再検討)につながるようなフィードバックがほしい」とお感じになっているように理解いたしました。来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。(医療系コンサル)
〇現場側とベンダー側の意見を聞くことができ参加して良かったです。 各々の立場で意見や要望を出されていましたが、同じ思いだなと思った次第です。 また、そもそも何故LIFEができたのか、均等をはかるつもりが格差を広げていないかという2つの議論はとても面白く、私も加算が取れるからやるという認識しかなかったのをお恥ずかしく思っております。 弊社は地方の施設になりますが、地方としては今回の議論ができるスタートラインに立っている施設は少ないと感じております。 議論の中にもありましたが、制度がはじまるのは知っているが、どうやって算定していいかわからないみたいな意見は多いです。導入に際して県内の補助金制度があることを知らないところも。 4月から科学的介護加算がはじまりましたが、弊社の取り組みとしてはLIFEに提出が必要な加算についてほぼほぼ算定しております。しかし委員会の設置や、ITの勉強会、細かな役割分担まではしておりません。(潤生園様のように現場に入力してもらっています。) モデル事業所や皆さんのご意見を参考に、弊社の社内体制についても参考にさせていただきたいと存します。(介護事業者)