平成27年度 介護ロボット事業の取組み
介護ロボット普及推進事業
【概要】
- 介護ロボット展示・説明会の開催(介護ロボットフォーラム2015 in 新横浜)(神奈川県受託)
- 「神奈川らくらく介護宣言」普及推進講習会開催委託(神奈川県受託)
- 神奈川らくらく介護推進機器効果検証委託(神奈川県受託)
- 民間企業などからの相談対応
【事業説明】
■ 介護ロボット展示・説明会の開催(介護ロボットフォーラム2015 in 新横浜)
急速な高齢化の進展に伴い、介護サービスに対するニーズが高まる中、介護従事者の負担軽減及び高齢者の自立支援を図るため、介護現場のニーズに適した介護ロボットの普及推進を図る必要があります。
そこで、様々なロボットを比較・検討することで新たな介護ロボットの普及を後押しすることを目的に展示・説明会を開催しました。
■ 神奈川らくらく介護推進機器効果検証委託
介護・看護の現場では、人を抱え上げるなどの腰に負担の生じる作業が、職員の腰痛、さらには労働力の低下につながり、深刻な問題となっています。腰痛予防対策の考え方である「人の力のみで抱え上げない介護・看護」の推進が求められ、問題解決の為、「ミニリフト」を県内の1施設に1台を導入し、移乗介助の現場で実際に活用して頂きました。
■ 「神奈川らくらく介護宣言」普及推進講習会開催委託
介護・看護職員の負担軽減や質の高いケアを提供するため、人の力のみで抱え上げない介護・看護の理念や技術の普及などを行う「神奈川県らくらく介護宣言」が平成27年6月に発表され、発表の主旨を一層周知することを目的に「介護・看護現場の管理者・従事者」を対象に講習会を2回実施しました。
■ 民間企業などからの相談対応
当振興会では、介護ロボットの普及・促進活動の一環として、介護ロボットに関する相談依頼に無料で対応し、平成27年度は、次項の通り計34の事業所・団体・学校と直接お会いして相談業務を行いました。
詳しくは、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会の年次報告書をご覧ください。